第3回復興構想インターゼミナール
- 日時: 2013年9月8日(日)
- 名称: 第3回復興構想インターゼミナール
- 場所: :東北大学片平キャンパス エクステンション教育研究棟6階講義室A(仙台市青葉区)
- 共催: 東北大学大学院経済学研究科地域イノベーション研究センター「地域産業復興調査研究プロジェクト」、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所「慶應―国連PRMEプロジェクト」
- 後援: 日本経営倫理学会・経営倫理教育研究部会
- 参加: 全国6大学7ゼミ
- 概容: 東日本大震災から2年が経過し、防災対策や都市計画と併せて、企業と社会のかかわりへの関心がいっそう高まりつつある。当プロジェクトでは、学術的な観点からの貢献を考え、一昨年、昨年と、復興構想インターゼミナールを開催した。「企業の社会的責任(CSR)」や「企業と社会論」を研究する全国7大学のゼミ生たちが、復旧・復興に向けた社会的な課題の提起とその打開策について調査・研究を重ねて、発表した。
第3回目となる今回は、東北大学に会場を移して、「復興構想」を掲げた最後となるインターゼミナールを開催した。当日はあいにくの雨模様となったが、全国から5大学6ゼミの学生と教員が仙台に集まり、夏休み中に積み重ねた調査結果やゼミ内での研究成果をまとめて、20分間のプレゼンテーションに挑んだ。ゼミ内での役割分担を意識しつつ、ゼミ単位で調査・研究をまとめた経験は、座学式の講義形態や単独の卒論執筆という従来の大学の教育研究手法とは別様の効果を発揮し、組織的に学び、協調的に組織を動かすことの大切さと難しさを掴みとる契機となったことを期待したい。なお、プレゼンテーション後には10分の質疑応答時間を設けるとともに、全プレゼンテーション終了後に、審査員からの講評と表彰が行われた。前回までは最優秀賞、優秀賞、佳作の3位までを表彰の対象としたが、今回は3組の特別賞も用意された。本企画終了後は慰労と親睦を兼ねて、キャンパスから徒歩圏内の和風レストランで懇親会が行われ、散会となった。
審査と表彰
- 発表時間 :15分間の口頭発表と5分間の質疑応答を予定しています。この時間内を審査対象とします。
- 自己ゼミ紹介:発表前、5分程度の自己ゼミ紹介を求めます。この時間については審査対象外とします。
- 発表方法 :MS-PowerPointなどで作成したスライドを用い、口頭でご発表ください(動画・音響の使用可)。
- 登壇者の人数:問いません。倫理的考察
- 配布資料 :別途、資料を会場で配布することも認めます。ただし配布物を各ゼミで用意し、当日持参してください。持参枚数は参加人数決定後、後日案内します。例年100-120部程度です。
- チームワーク
審査委員
高橋浩夫 氏 (日本経営倫理学会会長・白鴎大学教授)
福嶋正義 氏(KDDI株式会社復興支援室(東松島みらいとし機構事務局出向))
蓜島一匡 氏(公益財団法人共生地域創造財団事務局長)
研究発表
・ゼミの指導教員、および学生代表を主たる審査員としてプレゼンテーションとポスターを評価対象とします。
- 先見的な構想力
- 分析のち密さ
- 整合性
- 倫理的考察
- 発表上の工夫
- チームワークと対応力