※本プロジェクトは、2015年度をもって終了しました。
Keio-United Nations Principles for Responsible Management Education Project
- 2008年、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所が、国連・責任ある経営教育原則(Principles for Responsible Management Education: UN-PRME)に加盟し、所内プロジェクト「慶應―国連グローバルコンパクトプロジェクト(2008-2010)」を発足させる。PRMEに関する研究と同イニシアチブのもとで経営教育の実践を行う。
- 2010年までの成果を引き継ぎつつ、2011年より「慶應―国連PRMEプロジェクト」に改称する。
- プロジェクトリーダーは、梅津光弘氏(慶應義塾大学商学部准教授・同研究所員)。
- PRMEのこれまでの歩みについては別掲。
第3回 復興構想インターゼミナール
- 主催: 東北大学大学院経済学研究科地域イノベーション研究センター「地域産業復興調査研究プロジェクト」、慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所「慶應―国連PRMEプロジェクト」
- 後援: 日本経営倫理学会・経営倫理教育研究部会
- 日時: 2013年9月8日(日曜日) 13;00-18:30
- 場所:東北大学片平キャンパス エクステンション教育研究棟6階講義室A(仙台市青葉区)
当日の様子はこちらからご覧ください。
第3回 アジアフォーラム
- 「アジアにおける責任ある経営教育のいまとこれから」
- The 3nd PRME Asia Forum "Responsible Management Education:Present and Future in Asia"
- 日時:2011年11月26日(金・土)
- 場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール(東京・日本)
- (Tsinghua University School of Economics and Management; SEM in Beijing, China)
概要 2010年に慶熙大学校をホスト校として開かれた第1回目、2011年清華大学での第2回フォーラムに引き続き、第3回目のPRMEリージョナルフォーラムを日本で開催した。当日は天候にも恵まれ、国内のPRME加盟校の代表者をはじめ、海外からも多数の来場者が集まった。初日には、歓迎の挨拶に続き、企業の責任ある経営実践や大学における経営教育の現状に関する3つの基調講演と責任ある経営教育に関する各国の状況について4つのカントリーリポートが行われた。また二日目には、学生セッションと銘打って、日本と韓国の学部生・大学院生グループによる5つのプレゼンテーションが行われた。両日ともに天候に恵まれ、盛況のうちに第3回目となるアジアフォーラムは幕を閉じた。
◆会場の様子
◆歓迎の挨拶、基調講演
◆カントリーリポート
◆学生セッション
◆学生セッション表彰
オープン・リサーチ・フォーラム 2012
- 日時 :2012年11月22-23日(木・金祝)
- 場所 :東京ミッドタウンホール(東京都港区)
- タイトル :慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2012――知のbazaar
グローバルセキュリティ研究所・G-SEC スクエア・ポスターセッションに出展。
代表者 : 梅津光弘(G-SEC研究員・商学部准教授)
慶應ー国連PRME プロジェクトはPRME6 原則に則って経営教育を変革していこうとするプログラムであり、G-SEC は2008年よりそのメンバーとなりました。様々な 研究と実践活動を通じて日本における責任経営教育の拠点となることをめざしています。
当日、会場では、復興構想インゼミの概要報告他、水資源および栄養補助食品に関するBOPビジネスの課題、東京スカイツリーと地域振興、新卒採用におけるミスマッチ問題に関するポスター展示が行われた。両日とも多数の来場者に恵まれ、当プロジェクトの年次報告書も配布を行いながら、研究の概要を説明した。
第2回 復興構想インターゼミナール
- 主催: 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所「慶應―国連PRMEプロジェクト」
- 後援: 日本経営倫理学会・経営倫理教育研究部会
- 日時: 2012年9月29日(土曜日)
- 場所:慶應義塾大学 三田キャンパス・南校舎ホール(東京都港区)
- 参加者 東北学院大学経営学部、東北大学経済学部、埼玉大学経済学部、慶應義塾大学商学部、名古屋大学法学部、関西大学社会安全学部に所属する学部ゼミ生および教員
概要:東日本大震災から一年が過ぎ、防災対策や都市計画と併せて、企業と社会のかかわりへの関心がいっそう高まりつつある。当プロジェクトでは、学術的な観点からの貢献を考え、昨年9月末に第1回復興構想インターゼミナールを開催した。「企業の社会的責任(CSR)」や「企業と社会論」を研究する全国7大学のゼミ生たちが、復旧・復興に向けた社会的な課題の提起とその打開策について調査・研究を重ねて、発表した。
昨年に引き続き、第2回の復興構想インゼミを開催するのは、震災から2年目に入り、救助・復旧から復興へと局面が変わりつつあるためである。現地では新たにどのような課題が庄司、学生という立場からその課題にどのように取り組むことができるのか。社会変革のプロセスに参画することは、教育と研究の両面において意義のあることである。。夏休み中にゼミ生が協力し役割を分担しながら調査・研究を重ねた活動の成果を他大学のゼミ生たちのまえで発表し、審査委員から講評を受け、学術的な交流の機会を設けた。
当日の様子はこちらからご覧ください。
第2回 アジアフォーラム
- 「責任ある経営教育再考――アジアの視点」
- The 2nd Asian Forum for PRME “Rethinking Responsible Management Education: The Asian Perspective ?"
- 日時:2011年11月26日(金・土)
- 場所:清華大学 経済管理学院(北京・中華人民共和国) (Tsinghua University School of Economics and Management; SEM in Beijing, China)
告知・案内
オープン・リサーチ・フォーラム 2011
- 日時:2011年11月22-23日(火・水祝)
- 場所:東京ミッドタウン ホール(東京都港区)
- タイトル :慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2011――学問ノシンカ
グローバルセキュリティ研究所・G-SEC スクエア・ポスターセッションに出展。
B30 慶應ー国連PRMEプロジェクト
研究代表者 : 梅津光弘(G-SEC研究員・商学部准教授)
慶應-国連PRMEプロジェクトは国連グローバルコンパクトを基本に経営教育を変革していこうとするプログラムであり、G-SECは2008年よりそのメンバーとなりました。様々な 研究と実践活動を通じて日本における責任経営教育の拠点となることをめざしています。
当日、会場では、復興インゼミでの報告他、メディアの倫理的課題、エンターティメント産業の社会的責任、人材マッチング型ソーシャルネットワーク活用の日本での可能性と課題の、4テーマについてポスターを掲示した。またプロジェクトの年次報告書も配布。両日とも多数の来場者に恵まれ、プロジェクトの概要を説明した。
第1回 復興構想インターゼミナール
- 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所「慶應―国連PRMEプロジェクト」
- 後援 >: 日本経営倫理学会・経営倫理教育研究部会
- 日時 : 2011年9月24日(土曜日)
- 場所 :慶應義塾大学 三田キャンパス・南校舎ホール(東京都港区)
当日の様子は、こちら.をご覧ください。
アメリカ経営学会PRMEシンポジウム
- 日時:2011年8月14日
- 場所:サン=アントニオ・コンベンションセンター201(米・テキサス州)
- タイトル:「PRME東西の視点――一致と相違への展望」
- (AOMサイトよりEast-West Perspectives on Responsible Management Education: Prospects for Convergence and Divergence)
- Hsu O'Keefe (Pace U.)
- Jonas Haertle (PRME Secretariat / United Nations Global Compact Office)
- Andreas Rasche (U. of Warwick)
- Yong-Seung Park (Kyung Hee U.)
- Mitsuhiro Umezu (Keio U.)
- Mary Catherine Gentile (Babson College)
- 2008年より、国連グローバル・コンパクト・責任ある経営教育原則(Principles for Responsible Management Education: PRME)に関する教育研究プロジェクトとして始動。
- プロジェクトリーダーは、梅津光弘氏(慶應義塾大学商学部准教授・グローバルセキュリティ研究所上席研究員)
- 主として会場は三田キャンパス東館6階 G-SEC Lab.
- 会社名と肩書は、セミナー開催当時のもの。
- セミナーの回数に通し番号を使用。
- 日時 2010年12月03日(金)
- 場所:三田キャンパス東館グローバルセキュリティ研究所(東京都港区)
- G-SEC Open Day 2010 プロジェクトセッション
- タイトル: 責任ある経営教育に向けたプロジェクト研究
- 日時:2010年11月22-23日(月・火祝)
- 場所:六本木アカデミーヒルズ40(東京都港区)
- タイトル:慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2010――安住なき先駆
- ウェブサイト
- 「責任ある経営教育――アジアの視点」
- The 1st Asian Forum for PRME "Responsible Management Education: Asian Perspective"
- 日時:2010年11月5-6日(金・土)
- 場所:慶熙大学校オルビスホール・大韓民国
(Orbis Hall 111, Kyung Hee University School of Management, Seoul, KOREA) - 主催:慶熙大学校経営管理大学院:PRME:グローバル・コンパクト・ネットワーク・コリア:Institute for Peace through Commerce
パネリスト
・アメリカ経営学会(Academy of Management: AOM)年次大会のシンポジウムで、梅津光弘が「責任ある経営教育」に関する特別セッションで報告を行なった。
セッションの要旨(PRMEサイトよりwww.unprme.org/events/index.php?day=14&month=8&year=2011)
2007年に国連グローバルコンパクトと複数の提携機関が設立した「責任ある経営教育原則」(PRME)は、企業の持続可能性と社会的責任を経営教育と研究のもとで統合するために、世界各国のビジネススクールを支援しています。このパネルでは、東西のPRME加盟校を事例として比較と対比を行い、責任ある経営教育と研究への迫りかたの類似性と違いを確かめます。パネリストたちは、アジアの研究者たちが西洋の視点(一致・収束)と共に原則を導入し、あるいは地域の実情を反映させるためにアジアの思考法(分岐・多様性)も採用されているかを検討します。パネリストたちはまた、東洋でPRMEイニシアチブに結び付ける余地のある、西洋で培われている着想を確かめようとします。こうした分節化は、PRMEに積極的にかかわり、また関わるであろう経営の教育者と研究者のいずれにも有益なものとなりうるでしょう。
参加報告
以上のような目論みのもとで今回のパネルが実施されましたが、それぞれの国や地域でのPRMEの実践的試みが提示され、具体的な取組みの中に多様性を認めるとともに、それがPRMEという大きな方向性をしめす原則の影響下で新たな経営教育の方向性を指し示すものであることが確認されました。グローバル化の進展と同時に地域性や多様性も重視されるようになり、21世紀初頭に生きる私たちは、まさにこの二つの潮流の中で試行錯誤を繰り返している段階であることも自覚されました。 質疑応答の中では、パネリスト達が所属しない他の地域;東ヨーロッパやオセアニア地域での取組みも紹介されました。それぞれの地域でのPRMEをサポートする人々の苦悩と健闘が共有されたことに大きな意味があったと思われます。
慶應-国連グローバルコンパクトプロジェクト
G-SEC Open Day 2010
オープン・リサーチ・フォーラム2010
グローバルセキュリティ研究所(G-SEC)プロジェクトとしてポスターセッションに出展。
B9-5 慶應ー国連グローバル・コンパクト・プロジェクト
概容 グローバル時代のCSRを考える:慶應義塾大学グローバルセキュリティー研究所は国連グローバル・コンパクトのアカデミック版ともいえる PRME(Principles for Responsible Management Education)に参加しています。今回は日本電気株式会社とのコラボを含む、実践的研究成果の一部を紹介いたします。
CSR and Globalization: G-SEC has joined United Nation's PRME (Principles for Resonsible Management Education) since 2008. We will present portion of our many project including a collaboration project with NEC corporation.
第1回 アジアフォーラム
Country Report Session: Learning Community through Sharing Information on Progress (10月5日)
・Japan: Kazuki Takada, Japan Society for the Promotion of Science, Keio University,
"Project-based Approach for responsiblemanagement education in Keio Global Security Institute"
Round Table of Deans and Directors (10月5日)
・Japan: Mitsuhiro Umezu, Global Security Research Institute, Associate Director, Keio University
1st Asian Youth Forum for UN PRME (10月6日)
日時:2010年10月4日(月)
場所:G-SEC Lab.
・インド社会貢献プロジェクトチームの中間報告会を開催。
・インドにおける貧困問題解決と初等教育支援を組み合わせたBOPビジネスプランの提案。
・3名の学生代表によるプレゼンテーションののち、企業の担当者からの講評を受け、意見交換を行う。
日経GSR Project
タイトル:「大学生とともにつくる地球の未来」(日経GSRプロジェクト コラボレーション企画)
日時:2010年08月02日(月)
主催:日本経済新聞社、日本経済研究センター
場所:東京本社ビル6階・日経カンファレンスルーム(東京都千代田区)
・地球規模で取り組むべき課題の解決に向けて、
異業種2社の資源(人材・物資・情報・技術力)を組み合わせることで、
新しい社会貢献のありかたを学生の視点から提案する試み。
・梅津プロジェクトから2チームが参加。
資生堂と富士ゼロックス。全く異なる業種でも、全世界に広がる従業員の参加が可能で、誇りがもてるプロジェクトを考えた。
MDGsの「乳幼児死亡率の削減」「妊産婦の健康の改善」に貢献すべく、「母と子の美」をテーマに各国の両社スタッフが、各国の現状を写真に収め、インターネット上で展覧会を開催。クリック数に応じて両社がNPOに寄付する。支援を受ける側と双方向にコミュニケーションできる仕組みや、メッセージカードをプレゼントにしたクリック促進法を組み合わせ、社会貢献への顧客の参加モチベーションも上げる。支援先はまず、農村部での乳幼児死亡率が高く、両社のマーケット戦略もシンクロする中国からスタート。多くの人が出産費すら払えない状態を救う。現状を世界に伝え、認識してもらいたい。(ウェブサイト2より転載)
インドはBRICsの1国であるにもかかわらず貧困率が極めて高い。中でも特に貧しいとされるアッサム州に焦点を絞り、特産品のアッサム茶を生かす貧困解決法を探った。
同州が貧困に陥る原因は低水準の生産・加工設備や不安定な価格を生む流通システムにある。そこでここにイオンの紅茶加工工場を建設し、製造工程にオムロンの傾斜温度制御技術やファクトリー・オートメーション・システムを導入、発酵・乾燥工程の管理徹底を図る。一方、日本のイオン店舗内には「紅茶で健康に」をコンセプトとするカフェをつくり、イオンが直接買い取って販売する。これにより取引価格の安定化を実現、農園の収入増、貧困改善につなげる仕組みだ。またオムロンの技術支援が成功すれば、インド内の他の地域への事業展開も可能になる。(ウェブサイト1より転載)
2010年度 公開セミナー
第14回(6月15日) 「イオンサプライヤーCoC(取引行動規範)――プライベートブランド商品の製造過程での社会的責任の取組」
(講演者 西面和己 氏:イオン株式会社 グループ環境・社会貢献部 SA8000推進グループマネージャー、イオンサプライヤーCoC事務局長) cf.「イオン環境・社会報告書2009 Sustainability Report 2009」「イオンサプライヤーCoC(取引行動規範)」PDF
第13回(5月12日) 「Table for Twoの運動」
(講演者 上村悠也 氏:Table for Two大学連合)代表)
第12回(4月2日) 「グローバリズムと日経GSRプロジェクト」
(講演者 原田勝広 氏:日本経済新聞社 編集委員) cf.:NIKKEI GSR PROJECT
2009年度 公開セミナー
第11回(1月12日) 「UNGCジャパン・ネットワークの活動」
第10回(12月8日) 「CSRオフィサーの実務」
(講演者 金田晃一 氏:武田薬品工業株式会社コーポレート・コミュニケーション部 CSR・コーポレートブランディング シニアマネジャー)
第9回(パネルセッション)(11月23-24日) 「慶應―国連グローバルコンパクトプロジェクト」
(展示・報告:商学部梅津光弘研究会)
cf. G-SEC第3回年次コンファレンス in SFC Open Research Forum 会場:六本木アカデミーヒルズ
第8回(10月6日) 「Acadex――コンゴ小学校設立プロジェクトの挑戦」
(講演者 サイモン・ベデロ氏:慶応義塾大学環境情報学部講演者・Acadex小学校プロジェクト 代表) cf.Matsubara-labo.sfc (コンゴ小学校ログ)
第7回(7月10日) 「ユニクロにおける全商品リサイクル活動について」
(講演者 小柴英子 氏:株式会社ファーストリテイリングCSR部) cf.「ユニクロのCSR」
第6回(6月23日) 「地雷除去に挑む――豊かで平和な大地への復興」
(講演者 雨宮清 氏:山梨日立建機 代表取締役社長) cf. 日立建機「地雷除去への取り組み」
第5回(5月27日) 「CO2削減対策をコストからチャンスへ――世界40大都市で展開する「CCIビル省エネ改修プログラム」」
(講演者 光橋翠 氏:ウィリアム・J・クリントン財団、クリントン気候イニシアチブ、シティー・ディレクター) cf. William J Clinton Foundation・Clinton Climate Initiative
第4回(4月28日) 「金融機関における実務経験からコンプライアンスを考える」
(講演者 栗田暁 氏:元 みずほフィナンシャルグループ 法務・コンプライアンス部参事役)
2008年度 公開セミナー
第3回(1月8日) 「2008年度 Volvoc "1L for 10L" 調査結果より考察する企業の社会への役割と可能性」(報告:商学部 梅津光弘研究会)
+「国連グローバル・コンパクト第1回 Global Forum for Responsible Management Education 緊急報告」(G-SEC上席研究員 梅津光弘) cf.1st. Global Forum for Responsible Management Education
第2回(10月2日) 「アフリカ地域におけるNPO/NGOや国際機関の役割と課題」
(講演者 土屋萬佐子 氏:NGO FAN SABA 代表/浦上綾子 氏:財団法人 日本ユニセフ協会 個人・企業事業部 )(PDF)
第1回(7月18日) 「企業の持続的な社会貢献活動を考える――Volvic "1L for 10L"プログラムを手がかりに」
(講演者 吉沢直大 氏:ダノンウォーターズオブジャパン株式会社 「Volvic 1L for 10L プログラム」プロジェクトリーダー/報告 商学部梅津光弘研究会) (PDF)